2017.12.12-24
noie.cc (東京都立大学)
佐々倉 文個展 「海が鳴る夜」
小さい頃、深夜になると
隣の部屋から祖父が階段をのっしのっしとおりていき
少し重い家の玄関がガラガラと開く音を
布団の中で、夢うつつに聞いていました。
そして、しばらくするとまた玄関が開き
のっしのっしと寝屋へ戻っていく。
夏も冬も雨の日も
毎夜、海を眺めながら海で用をたすというのが漁師だった祖父の日課でした。
そんな祖父が、もしこの作品を見たら何というだろうか・・・
共感出来る何かが
何かひとつ
あったら良いなと思っています。
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